復興から激動の現代政治へ!歴代首相の功績と隠された共通点
吉田茂から2026年現在の最新首相に至るまで、半世紀以上にわたる歴代宰相の歩みを俯瞰すると、思想や時代背景を越えた意外な共通点が浮かび上がる。それは「危機の局面に直面した際、官僚機構を強固にコントロールできた首相だけが長期政権を確立できた」というリアリズムだ。
「人事の佐藤」と評された佐藤栄作、「大統領型首相」を標榜した中曽根康弘、そして内閣人事局をフル活用した安倍晋三。長期政権を維持した宰相は例外なく人事権という強力な権力レバーを行使していた。逆に、短命で終わった内閣の多くは、官僚組織との軋轢や党内抗争の激化によって足元から自壊している。どれほど高潔な理念を掲げようと、統治機構を掌握する手腕がなければ政策を実現できないという冷徹な法則がそこにはある。