【2026年追跡取材】びわ湖大花火大会の「主催者」は誰なのか?目隠しフェンスと有料化の波紋、迷走する責任構造の真相
取材現場で耳にしたのは、近隣住民たちの強い徒労感だ。
大会当日やその前後、駅周辺のパニック的な混雑や住宅地への侵入、深夜までの騒音に悩まされた住民が大津市役所に相談を持ちかけても、「実行委員会事務局(観光協会)へお願いします」と告げられることが多い。しかし、窓口である観光協会に問い合わせても、警察の交通規制や道路許可といった権限は行政側にあるため、民間団体レベルでの即答には限界がある。行政と実行委員会という二つの窓口の間で、住民の悲鳴がエアポケットに落ち込んでしまうのだ。