2026年食トレンド最前線:なぜ今「冷凍 も も」に大行列ができるのか?急速凍結がもたらした果物革命の裏側
生の桃は非常にデリケートな果物だ。購入してから食べ頃を見極めるのが難しく、痛むのも早い。しかも昨今の物流コスト上昇や異常気象の影響で、店頭に並ぶ高級品種の生の桃は一玉あたり数百円から千円近くにまで高騰することも珍しくなくなった。
これに対し、手軽に手に取れる価格帯で年間を通じて品質がブレない冷凍商品は、スマートな消費を志向する現代人のライフスタイルに合致する。最初から皮が剥かれ、種が取り除かれた状態でカットされているため、調理の手間も一切かからない。タイムパフォーマンスとコストパフォーマンスの双方を極限まで追求した結果が、現在の爆発的な売り上げにつながっている。