ドラえもん誕生日の真実|なぜ2112年9月3日?129.3の秘密
ドラえもんのプロフィールにおいて、すべての基準となっている数字が「129.3」です。公式アーカイブ資料によると、ドラえもんの基本スペックは以下のように徹底して「129.3」という数値で統一されています。
- 身長:129.3cm
- 体重:129.3kg
- 胸囲(胴囲):129.3cm
- 頭周り:129.3cm
- 足の長さ:129.3mm
- ジャンプ力:129.3cm(ひと跳び)
- 逃げる速度:時速129.3km(ネズミを見たとき)
- パワー:129.3馬力
そして、生年月日である2112年9月3日も、この数字の並び(12・9・3)から逆算して決定されました。西暦2112年の「12」、9月の「9」、3日の「3」を組み合わせることで、キャラクターの身体設定と誕生日のすべてが完璧な整合性を持つように設計されているのです。
では、なぜそもそも「129.3」という数字が選ばれたのでしょうか。藤子・F・不二雄先生が生前のインタビューや解説本で明かした証言によると、1969年の連載開始当時における「小学4年生の平均身長(女子)」が129.3cm(文部省・学校保健統計調査に基づく数値)であったことが最大の理由です。
『ドラえもん』は学年誌(小学館の『よいこ』『幼稚園』および『小学一年生』〜『小学六年生』)で同時連載がスタートしました。その中で物語の中核読者層として想定されたのが小学4年生の「野比のび太」です。のび太を見下ろすことも、逆に見上げすぎることもなく、「子どもとまったく同じ目線で語り合える対等な友だち」として存在させるため、当時の小4の平均身長である129.3cmが採用されました。