【2026年最新現地ルポ】京都観光の「終点」から「主役」へ——トロッコ亀岡駅が引き寄せる人波と、オーバーツーリズム時代の新しい旅のかたち
かつてトロッコ亀岡駅周辺の観光シーズンといえば、春の桜と秋の紅葉に極端に集中していた。しかし、亀岡市と観光事業者が推し進めた「青嵐(せいらん)プロモーション」を結実させ、新緑の初夏から夏場にかけての集客数が前年比で大幅な伸びを記録している。
保津峡の深緑のトンネルを抜けて届く冷涼な風と、水しぶきを上げるラフティング体験とのセットプランは、特に欧米圏からのファミリー層を中心に大ヒット。年間を通じた観光の平準化が、現地スタッフの雇用安定やサービス品質向上という好結果に直結している。