エホバの証人とは?教義の特徴と輸血拒否・2世問題の真相に迫る
エホバの証人は、1870年代にアメリカ合衆国ペンシルベニア州でチャールズ・テイズ・ラッセルらによって始められた聖書研究運動をルーツとする宗教組織です。法的には「ものみの塔聖書冊子協会(Watch Tower Bible and Tract Society)」という法人を通じて全世界で活動を展開しています。
現在、アメリカ・ニューヨーク州ウォーウィックにある世界本部を頂点に、中央長老会と呼ばれる指導グループが教団全体の教義や運営方針を統括しています。各地域では「巡回区」や「会衆」と呼ばれる単位に分かれ、信者たちは「王国会館(Kingdom Hall)」と呼ばれる集会場に週2回集まり、教理の学習や発表の訓練を行っています。
彼らの活動内容として最も知られているのが、いわゆる「野外奉仕(伝道活動)」です。信者は家々を訪問したり、街頭にマガジンスタンドを設置したりして教義を広めることが強く推奨されており、その活動時間は厳密に記録・報告される仕組みが長年維持されてきました。また、使用する聖書も一般的なものとは異なり、教団独自に翻訳・編纂した『新世界訳聖書』を絶対的な規範としています。