住宅リノベ大国・日本でいま議論百出、「モルタルとコンクリート」を混同するリスクと2026年の新常識
SNSを開けば、インダストリアル調のモダンな内装や、モルタル風のキッチンカウンターを手作りする動画があふれている。だが、安易な挑戦には罠が多い。乾燥時の収縮率が異なるため、モルタルは非常にひび割れ(クラック)しやすい性質を持つ。
水分の配合比率や下地処理を怠ると、数ヶ月後には見るも無惨な亀裂が入る。湿気の多い日本の気候では、そこから内部に水が浸入し、カビや構造体の劣化を招く。「塗るだけだから簡単」という思い込みが、住まいの寿命を縮めている現実がある。