『ツイステ』フロイド・リーチ徹底解剖!気まぐれな深海の怪物の真相
ファンの間で長年議論されてきたのが、フロイド・リーチのキャラクターデザインおよびバックボーンにおける「元ネタの真相」です。公式の設定的背景を読み解くと、ディズニーアニメーションの傑作『リトル・マーメイド』の世界観が精緻に落とし込まれていることが分かります。
オクタヴィネル寮は、海の魔女アースラにインスパイアされた寮であり、リーチ兄弟のインスパイア元はアースラに忠実に仕える双子のウツボ、フロットサムとジェットサムです。原作映画におけるウツボたちと同様、フロイドとジェイドもオッドアイ(片目が金色、もう片目がオリーブ色)を有していますが、その瞳の配置は左右対称です。フロイドは右目が金色で左目がオリーブ、対するジェイドは右目がオリーブで左目が金色となっています。この反転描写は外見にとどまらず、彼らの行動原理やパーソナリティの根底にまで貫かれています。
表向きは丁寧な敬語を崩さず、常に物腰柔らかな紳士として振る舞う兄のジェイドに対し、フロイドは徹底した感情直結型です。しかし、ネット上で散見される「フロイドが危険で、ジェイドは常識人」という見立ては明確な誤解といえます。本編のストーリー描写を精査すると、フロイドは気分屋であるものの嘘をつくことや無駄な裏工作を嫌う極めてピュアな捕食者である一方、ジェイドは笑顔の裏で冷徹な計算を巡らせる策士です。気分が乗れば誰よりも頼もしく、退屈すれば味方すら平気で置き去りにするフロイドの「嘘のなさ」こそが、むしろ危険でありながらもどこか憎めない最大の魅力となっています。