外国出身力士初の幕内優勝!高見山親方の現在と知られざる伝説
高見山親方の魅力を語る上で絶対に外せないのが、昭和のお茶の間を席巻したタレント性だ。巨体から発せられる独特のかすれ声と、屈託のない笑顔。そのギャップが日本中を魅了した。
とりわけ社会現象となったのが、丸八真綿「ふとん特売」CMで見せたあの一言だ。「2倍、2倍!」の手振りを交えた決めゼリフは一世を風靡し、子供からお年寄りまで誰もが口真似をした。稽古による喉の怪我が原因で生まれたあの特徴的な声が、怪我の功名となって国民的キャラクターを確立させたのだから面白い。厳格なイメージが強かった力士のイメージを和らげ、大相撲をより身近な娯楽へと引き上げた功績は極めて大きい。