イネ花粉はいつまで続く?春・秋の2大ピークと2026年の最新対策
イネ科花粉の最大の特徴は、初夏の「5月〜6月」と初秋の「8月〜9月」という2つの明確なピークが存在する点です。この2峰性の飛散サイクルは、開花を迎える主たる植物の種類が季節ごとに交代することで引き起こされます。
春から初夏にかけての第1ピークを牽引するのは、主に「ハルガヤ」と「カモガヤ(オーチャードグラス)」です。ハルガヤは4月頃からいち早く開花し、5月に入ると牧草としても広く知られるカモガヤが大量の花粉を飛ばします。これらは草丈が高く、繁殖力も極めて旺盛なため、初夏のアレルギー症状の主原因となります。
一方、真夏を過ぎた8月下旬から10月にかけて訪れる第2ピークの主役は、秋に開花する「ススキ」「アシ(ヨシ)」「チカラシバ」、そして田園地帯における「水稲(稲作のイネ)」です。このように、春と秋で異なるイネ科植物がバトンを繋ぐ構造になっていることこそが、秋口になっても症状が長引く真相です。