肩の亜脱臼を自分で治すは危険?正しい応急処置と再発防止の全手順

肩の亜脱臼を自分で治すは危険?正しい応急処置と再発防止の全手順の重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

亜脱臼を疑ったら、まず受診すべきは整形外科だ。整形外科では、X線検査で骨の位置や剥離骨折の有無を確認し、必要に応じてMRI検査で関節唇や靱帯の損傷を評価する。特に「脱臼した感覚があったが自然に戻った」場合、レントゲンでは骨の位置が正常に見えても、MRIで関節唇損傷(バンカート病変)が確認されることがある。この評価なしに「大丈夫」と言われることは、実は少なくない危険をはらんでいる。

整骨院・接骨院は、急性期の応急処置や固定、痛みが引いた後のリハビリ・テーピング指導に強みを持つ。ただし、整骨院は医療機関ではないため、画像診断はできない。初回の亜脱臼では「整形外科で精密検査 → 整骨院でリハビリ継続」という流れが最も合理的だ。すでに何度も亜脱臼を繰り返している場合は、整形外科で手術の適応を含めた本格的な治療計画を立てるべき段階にある。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。