『80歳の壁』を越える処方箋!和田秀樹が明かす後悔しない生き方
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長年にわたる臨床経験を持つ和田秀樹氏は、日本老年精神医学会や日本精神神経学会などの専門医として、数千人以上の高齢患者と対峙してきた。専門分野である老年精神医学のデータが裏付けるのは、80代以降の身体機能やメンタル機能の維持には「脳のドーパミンを出す生活習慣」が不可欠であるという事実だ。
従来の標準治療は、若者や中年層の数値を基準とした生活習慣病予防に偏りがちだった。しかし高齢期においては、血圧やコレステロールを下げすぎることで気力が低下し、うつ状態や歩行障害を引き起こすリスクが高まる。老年医学の知見は、画一的な数値管理よりも「個々のQOL(生活の質)と意欲の維持」を優先すべきだというパラダイムシフトを現代医療に迫っている。