もう聞き返されない!驚くほど通る声を出す方法と自宅ボイトレ

もう聞き返されない!驚くほど通る声を出す方法と自宅ボイトレのわかりやすいステップを詳しくまとめたします。初心者から上級者まで必見の内容です。

「声が小さいからもっと大きな声を出そう」と考えたとき、多くの人が陥るのが「喉の力任せに叫ぶ」という誤りです。喉仏の周辺にある筋肉を過剰に緊張させて息を力づくで押し出すと、声帯同士が激しく衝突し、声がかすれたり痛んだりする原因になります。しかも、力んだ声は周波数が乱れて周囲の雑音に埋もれやすく、本人が頑張って出している割には相手に届きません。

日常会話やビジネスの現場で求められるのは、単なる大音量ではなく「通る声」です。通る声とは、喉を脱力させた状態で吐いた息が、口腔・鼻腔・咽頭腔などの「空間(共鳴腔)」で豊かに増幅された音を指します。劇場でマイクを使わずに最後列まで声を届ける舞台俳優やオペラ歌手は、決して喉を締め上げて叫んでいるわけではありません。身体全体をメガホンのように響かせる技術を体得しているため、囁くようなトーンであっても明瞭に相手の耳へ飛び込んでいくのです。

声が小さくなってしまう主な身体的要因は、次の3点に集約されます。

第1に「呼吸の浅さ」です。胸の上部だけで呼吸する浅い胸式呼吸では、声帯を振動させるための呼気圧(息を送り出す圧力)が安定しません。第2に「喉の閉鎖」です。顎や舌の根元に余計な力が入ることで声道が狭まり、音が外へ抜ける前に内部で遮断されてしまいます。第3に「口の開きの小ささと滑舌の甘さ」です。口元の筋肉が動いていないと、せっかく声帯で生まれた振動がこもった音になり、明瞭度が極端に低下します。これらを取り除くことこそが、喉を痛めない大きな声の出し方を身につける最短ルートです。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。