日本代表・中村敬斗の驚異的な決定力とスタメン定着の真相に迫る
中村敬斗の経歴とプロフィールを辿ると、決してエリート街道だけを歩んできたわけではないことが分かります。2000年7月28日生まれ、千葉県我孫子市出身。三菱養和SCユースからガンバ大阪でプロ入りした直後は、類まれな才能を示しながらも定位置確保に苦戦しました。
10代後半で海を渡り、オランダのFCトゥウェンテ、ベルギーのシント=トロイデン、オーストリア2部のFCジュニアーズOÖと渡り歩く日々は、まさに泥にまみれた武者修行でした。当時の心境について関係者は「言葉の壁と度重なる序列変更に直面しながらも、彼は自主居残り練習でシュートだけは1日も欠かさず打ち続けていた」と証言しています。
その執念がLASKリンツでの大ブレイク(公式戦シーズン17得点)につながり、中村敬斗の年俸推移も劇的な右肩上がりを描くことになります。Jリーグ時代の推定年俸数百万円からスタートし、オーストリア時代に数千万円、そしてスタッド・ランス移籍に伴い推定年俸200万ユーロ(約3億2000万円)規模へと到達しました。実績と市場価値が完全にリンクしたステップアップの好例といえます。