早乙女玄馬のパンダ化理由とクズ列伝!新旧声優や真の強さを徹底解剖
作中で描かれる玄馬の行動は、現代のコンプライアンスや倫理観に照らし合わせると、まさに驚愕に値するエピソードの連続です。その最たるものが、一人息子である乱馬の人生を私利私欲のために切り売りしてきた過去の数々です。
代表的な事例として知られるのが、お好み焼き屋の娘・久遠寺右京との一件です。玄馬は右京の父親から屋台を譲り受ける約束と引き換えに、乱馬と右京の婚約を勝手に成立させました。しかし、屋台を手に入れるやいなや右京をその場に置き去りにして逃亡。屋台目当ての詐欺同然の裏切りを平然と成し遂げています。さらに、旅先で空腹に耐えかねて乱馬を「博打王」に質入れしたり、魚の缶詰目当てに勝手に別の許嫁を作ったりと、親権者としてのモラルを完全に放棄した暴挙を繰り返しました。
また、妻である早乙女のどかとの関係性においても、その身勝手さは際立っています。玄馬は修行へ旅立つ際、のどかに対して「乱馬を男の中の男として育て上げる。もし果たせなければ父子ともに切腹する」という血判状付きの誓約を交わしました。しかし、乱馬が女に変身する体質になってしまったため、切腹を恐れた玄馬はのどかと再会しても名乗り出ず、自身はペットのパンダ、乱馬を「らんま」という名の親戚の娘と偽って同居を続けました。常に真剣を携えて夫と息子の帰りを待ち続ける一途な妻に対し、保身のために嘘を重ね続ける姿は、まさに作中屈指のトラブルメーカーと呼ぶにふさわしい立ち回りです。