横須賀ベイサイドポケット「現在地」と異変の声
2026年8月、編集部は現地の状況を確認した。JR横須賀駅改札を出て右手、横須賀芸術劇場のエントランスへ向かう導線は整備されており、昼間の時間帯にはベイスクエア内の飲食店を利用する市民の姿が絶えない。劇場スタッフや周辺テナント関係者への断片的な聞き取りでも、「ポケットは毎週のように何かしらの公演や稽古で使われている」という声が返ってきた。特に、横須賀市が支援する若手音楽家の発掘・育成プログラム「フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ」シリーズは69回を数え、地域に根差した文化のインフラとしての機能を果たしている。
ただし、その一方で、京急横須賀中央駅側からのアプローチに変化が生じていることも確認できた。再開発エリアのフェンスが従来より歩道側に迫り、夜間は照明の具合によって入口が分かりにくいと感じる場面もあった。SNS上で「迷った」「閉まってるかと思った」という投稿が増えるのも無理はない。この“現場の変化”こそが、ネット上の憶測を生む最大の要因だと取材を通じて実感した。