突然の激痛…胆石の痛みはなぜ起きる?危険な前兆と最新治療の全貌についての真相をご紹介します。
結石が一時的に挟まっただけで自然に胆のう内へ戻れば、痛みは2〜4時間程度で嘘のように引いていきます。しかし、結石が長時間はまり込んだままになると、胆のう内部で細菌感染が起き、命に危険が及ぶ急性炎症へとステージが移行します。
さらに、結石が胆のう管をすり抜けて肝臓と十二指腸をつなぐ太い「総胆管」へと転がり落ちると、胆管結石 症状の違いとして強烈な黄疸(白目や皮膚が黄色くなる、尿が褐色になる)や悪寒を伴う高熱(38度以上)、急性膵炎などの重篤な全身疾患を急速に引き起こします。
病態・ステージ主な症状と痛みの持続時間検査数値・バイタル基準危険度と求められる対応無症候性胆石自覚症状なし(健診の腹部エコー等で偶然発見)炎症反応(CRP・白血球)正常【警戒】年1回の定期エコー検査で経過観察胆石発作(疝痛)食後のみぞおち痛、右季肋部痛、背中の張り(30分〜数時間)発熱なし(37℃未満)、肝機能数値は軽度変動【早期受診】消化器内科を受診し手術方針を検討急性胆嚢炎右腹部の持続的激痛(6時間以上)、悪寒、吐き気、叩打痛胆嚢炎 初期症状として白血球上昇、発熱(37.5℃〜38℃以上)【緊急入院】早期の抗菌薬投与および緊急腹腔鏡手術急性胆管炎・膵炎激痛、著しい黄疸、38.5℃以上の高熱・震え、意識障害総ビリルビン上昇、アミラーゼ急上昇、CRP高値【生命の危機】即座の救急搬送と緊急内視鏡的ドレナージ