2026年「美の基準」大改定——なぜいま「細さ」より「しなやかさ」を追い求める女性が増えているのか?
毎朝体重計に乗り、100グラムの増減に一喜一憂する——そんな光景は、もはや過去のものとなりつつある。最近のフィットネス業界でキーワードとなっているのが「脱・数字」だ。
「以前はとにかく体重を落とすことばかり考えていましたが、顔色が悪くなり、肌のハリも失われてしまった」と語るのは、都内のIT企業に勤める30代の女性だ。「今は体重計を捨て、全身鏡で自分の筋肉のつき方や姿勢のバランスをチェックしています。数字よりも、服をきれいに着こなせるラインがあるかどうかがすべてです」
体組成計の普及やウェアラブルデバイスの進化により、現在の女性たちは「体重=美しさ」ではないという事実に気づき始めている。同じ体重であっても、筋肉量や体水分率、骨格のバランスによって見え方は劇的に変わる。体脂肪率を無理に削ぎ落とすのではなく、適度な皮下脂肪を保ちながら女性らしい曲線美を際立たせるスタイリングが、現代の最適解として定着した。