過敏性腸症候群の食事改善法!体に良い腸活が悪化を招く真相

過敏性腸症候群の食事改善法!体に良い腸活が悪化を招く真相にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

IBSは現れる主症状によってアプローチが微妙に異なります。自身のタイプに最適化したメニュー構成を組み立てることが、早期改善の鍵を握ります。

下痢型の食事戦略:腸への物理的刺激と浸透圧上昇を抑える

下痢型において最も避けるべきは、過剰な水分を腸内に呼ぶ高浸透圧性の食品と、腸管運動を過剰に刺激する香辛料・カフェイン・アルコールです。朝食には冷たいスムージーではなく温かい白米のお粥や卵雑炊を選び、タンパク質は脂質の少ない鶏むね肉や白身魚、木綿豆腐から摂取します。

ガス型・膨満感型の食事戦略:異常発酵を断つオリゴ糖・二糖類の排除

午後になるとお腹が張って苦しい、おならの回数が異常に増えるというガス型では、玉ねぎ、にんにく、小麦、豆類に含まれるフルクタンおよびガラクトオリゴ糖を徹底して排除します。スープのベースに使われるコンソメやブイヨンにもオニオンパウダーが含まれていることが多いため、和風の昆布・かつお出汁を基本にするのが鉄則です。

便秘型の食事戦略:不溶性食物繊維を避け、水溶性食物繊維と水分を確保

便秘型患者が良かれと思って玄米やさつまいも、ごぼうなどの「不溶性食物繊維」を大量に摂取すると、便のかさが増しすぎて腸閉塞に近い腹部激痛を招く危険があります。海藻類(わかめなど)やキウイフルーツなど、便を柔らかく保つ低FODMAPな水溶性食物繊維を適量取り入れつつ、常温の水で十分な水分補給を行います。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。