芸人あらぽんが放つひょうたんアート!職人技の秘密と個展の全貌
浅井企画に所属し、ANZEN漫才としてバラエティ番組の最前線を駆け抜けていた頃、あらぽんの心に静かに芽生えたのが植物への尽きない探求心だった。市販の素材を買ってきて加工するだけでは飽き足らない。彼は自宅の庭やベランダで種から苗を育て、受粉を助け、重みでツルが折れぬよう一本一本に支柱を立てる泥臭い農作業からすべてを始めている。
収穫したひょうたんは、そのままでは使えない。水に浸けて内部の果肉を腐らせ、種を抜き、強烈な異臭に耐えながら外皮を剥ぎ取るという過酷な下処理が待っている。数カ月かけて天日干しを施し、ようやく一個の「キャンバス」が完成する。この気の遠くなるような下準備を一切厭わない姿勢こそが、彼を単なるタレントではなく本物の作り手たらしめている所以だ。