菅公歴史館の立体ジオラマが凄い!道真公の生涯と混雑回避法を取材
館内を進むと、まず目に跳び込んでくるのは近年大きな見直しが行われた展示コーナーだ。文化財の保存環境を整えつつ、現代の鑑賞スタイルに対応するために照明のLED化や展示台の全面改修が推し進められた。特に注目すべきは、保存庫で眠っていた絵巻物や神宝の特別初公開である。
今回、展示の核となっているのが「菅公歴史館博多人形ジオラマ展示プロジェクト」による新たな演出だ。伝統工芸士たちが総力を挙げて修復・再構成した立体ジオラマ群は、人間味あふれる道真公の表情や衣装の細部までリアルに表現されている。日本博物館協会のガイドラインに準拠した環境整備により、繊細な博多人形の彩色はかつてないほど鮮明に浮かび上がる。