おはこ壱Vol.7の全貌──浜松の海辺で繰り広げられた手作りの祭典
石人の星公園は遠州灘に面した開放的な県営都市公園だ。海風が心地よく吹き抜けるこの場所に、月に一度か二度、色とりどりのテントが立ち並ぶ。それがおはこ壱の風景である。
2023年10月末に開催されたvol.7では、秋晴れの空の下、218もの出店者が集結した。アクセサリー作家、陶芸家、木工職人、布小物デザイナー、焼き菓子店、キッチンカー……。ジャンルは多岐にわたる。どの店主も自分の手で作ったものを、自分の言葉で説明する。
大量生産品では味わえない「作り手の顔が見える」安心感。それこそが、おはこ壱の最大の魅力だ。
家族連れが集う理由
入場無料。駐車場も無料。10時から15時半という時間設定は、小さな子どもを連れた家族にとって理想的だ。午前中にゆっくり家を出て、昼食を会場で取り、午後早めに帰宅できる。
公園内には遊具もある。子どもが飽きたら遊ばせ、親はゆっくりと手仕事の品々を見て回る。そんな自然な過ごし方ができる空間設計も、リピーターを生む要因となっている。