国葬反対は高齢者ばかり?世論調査とデモ実態から迫る世代間格差
現場のデモ参加者の年齢層と、日本国民全体の世論調査データには明確な乖離が存在していました。当時の報道各社(NHK、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞など)が実施した世代別世論調査を比較すると、極めて興味深い傾向が浮かび上がります。
データが示す通り、10代・20代の若年層に限っては賛成が反対を上回るか、ほぼ拮抗していました。一方で、30代から50代の現役世代でも反対が過半数に達しており、60代以上になると7割近くが反対に回っていました。
つまり、「反対していたのは高齢者だけ」というのは誤りであり、実態としては30代以上の幅広い世代が反対していたことになります。ただし、「若年層ほど賛成が多く、高齢層ほど反対が多い」という世代間の傾斜自体は、数字の上でも疑いようのない事実でした。