コンビニ24時間営業はなぜ激減?大手3社の見直しと深夜無人化の真実
24時間営業の見直しが全国的な議論へと発展した契機は、2019年に大阪府東大阪市のセブン-イレブン加盟店オーナーが、人手不足を理由に本部の合意を得ずに深夜営業を休止した出来事でした。本部から契約解除や違約金の請求を通告されたことで、フランチャイズ契約のあり方をめぐるコンビニオーナーの労働環境訴訟や抗議運動が巻き起こりました。
オーナーが過労死ラインを大幅に超える月間数百時間の連続勤務を強いられている実態が白日の下にさらされ、世論は加盟店支援へと大きく傾きました。これを受け、経済産業省の「コンビニ持続可能性検討会」が設置され、本部主導の一律24時間営業の強制を是正し、柔軟な働き方を容認するよう求める報告書がまとめられました。
この動きは、コンビニ業界に根深く残っていた「年中無休・24時間営業の原則」を崩し、持続可能な店舗運営へのパラダイムシフトを決定づける歴史的な転換点となりました。