ラッシングベルトの正しい使い方と外し方|プロが教える荷崩れ防止術
荷締めが完了した後に残る長いベルト(余り端末)の処理を怠ると、走行風で激しくバタついて積載物や車体を傷つけるだけでなく、タイヤや駆動軸に巻き込まれて大事故を引き起こします。
現場で推奨される荷締めベルトの結び方・余り処理は主に以下の3パターンです。
- ハーフヒッチ(半結び)の連続:張力がかかっている本線ベルトに対し、余りベルトを2回以上くぐらせて締め込む標準的な固定法。
- スプール巻き(束ね留め):余ったベルトを手のひらサイズに折り畳み、ベルト本体に付属しているベルクロテープや市販のゴムバンドで固定する方法。見た目が美しく解くのも容易。
- スルット通し(南京結びの応用):折り返したループを本線の隙間に通し、端末を挟み込むことで工具なしで瞬時に解ける現場特有の結び方。
注意すべきは、余ったベルトを直接ハブボルトやタイヤ付近のフレームに結びつけないことです。サスペンションのストロークによってベルトが引き込まれ、切断やホイールロックを招く危険性があります。