プロが教える栗の茹で方!鬼皮渋皮がスルッと剥ける黄金比の真実
茹で上がった栗を前に「熱すぎて皮が持てない」「手で剥こうとして爪が痛む」というストレスを解消するのが、物理的な熱収縮を利用した裏技です。
最も手軽で効果的な鬼皮がスルッと剥ける簡単な裏技は、茹でる直前の「座(ざ=お尻のザラザラした平らな部分)」への隠し包丁です。栗の座の端に、深さ1〜2ミリ程度の切り込みを1本水平に入れておくだけで、加熱中にそこから皮が押し広げられます。さらに茹で上がった後、人肌程度まで冷めた段階で切り込み部分に親指を引っかけ、頂点に向かってめくるように力を加えると、鬼皮がバナナの皮のようにペロリと剥がれます。
また、もし「皮を剥く作業そのものを一切やりたくない」「すぐにおやつとして食べたい」という場合には、無理に全剥きを目指さず、スプーンで食べる栗の茹で方へシフトするのが最も賢明な選択です。スプーン食べを前提とする場合は、通常よりも長めの「沸騰後50分」しっかり加熱し、中身のホクホク感を限界まで高めます。粗熱が取れた栗をまな板に置き、よく切れる包丁で縦半分、または横半分にスパッと一刀両断します。断面に小さめのティースプーンを差し込めば、渋皮が天然の器の役割を果たし、黄金色の甘い果肉だけを綺麗にすくい取って味わうことができます。