ブラッドオレンジの赤の秘密!タロッコとモロの違いや旬を徹底解説
ブラッドオレンジを手に入れたものの、外皮が硬くて手で剥きにくく、果汁を無駄にしてしまったという声は少なくありません。果汁の流出を防ぎ、その魅力を120%引き出すブラッドオレンジの美味しい食べ方にはプロならではの定石があります。
最も手軽で美しいカット方法は「スマイルカット」です。果実を横半分ではなく縦半分に切り、さらにそれを3〜4等分のくし形にカットします。中心の芯部分に軽く切り込みを入れておくと、手で皮を反らすだけで果肉が浮き上がり、手を汚さずに驚くほどジューシーな果肉を頬張ることができます。
料理への応用としてレストランでも定番なのが、薄皮をナイフで剥いてオリーブオイルと粗塩、ブラックペッパー、少量のモッツァレラチーズや生ハムと合わせる「シチリア風サラダ」です。ブラッドオレンジ特有のベリー系アロマと適度な酸味が、上質なオイルのコクを引き立て、極上の前菜へと昇華します。
また、手軽にその濃厚さを味わいたい場合に欠かせないのが加工品選びです。ブラッドオレンジのジュースでおすすめなのは、濃縮還元ではなく「シチリア産または国産の冷凍ストレート果汁100%」と明記された製品です。熱処理を最小限に抑えた急速冷凍ストレートジュースは、加熱によるアントシアニンの劣化や香りの揮発がなく、グラスに注いだ瞬間に生搾りと同等の鮮烈な味わいを体験できます。