太宰治『人間失格』結末の真相とは?大庭葉蔵が辿った破滅と裏設定

太宰治『人間失格』結末の真相とは?大庭葉蔵が辿った破滅と裏設定の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

原作の切実な世界観を、全く異なる角度から映像化した意欲作が、写真家・映画監督の蜷川実花が手掛けた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』だ。本作では、小説の主人公である大庭葉蔵そのものではなく、著者である太宰治本人のスキャンダラスな半生と創作の裏側に焦点を当てている。

主演の小栗旬が熱演した太宰治は、妻・津島美知子、愛人・太田静子、そして最期を共にした山崎富栄という3人の女性たちと溺れ合いながら、自らの命を削って『人間失格』を書き上げていく。原作小説が極限の心理ドラマであるのに対し、映画は鮮烈な色彩美と濃厚な愛憎劇として構築されており、原作と見比べることで作品への理解がよりいっそう深まるはずだ。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。