ロンドンで最も予約が取れない7席の聖域――「Sushi Tetsu」が世界の美食家を熱狂させ続ける理由【2026年最新レポ】
エルサレム・パッセージの狭い路地。看板すら見落としそうな控えめな外観の前に立つと、ここがヨーロッパ屈指の予約困難店だとは誰も信じないだろう。
店内はわずか7つのカウンター席のみ。目の前で包丁を握るのは、かつて名門「NOBU」ロンドンなどで腕を磨き、独立した店主の高橋徹(とおる)氏だ。アシスタントは置かない。すべての魚を自ら見極め、骨を抜き、熟成をかけ、握る。オンライン予約プラットフォームが席巻するこの時代にあって、今なおアナログな電話予約にこだわり続ける姿勢も、どこか人間味に溢れている。