なぜ動物たちの威嚇姿は愛おしい?バンザイに隠された意外な本能
威嚇ポーズの代名詞とも言えるのがミナミコアリクイだ。敵に出会うと、太い尾でバランスを取りながら後脚だけで立ち上がり、前脚を左右に大きく開く「Tポーズ」を披露する。
伊豆シャボテン動物公園などの施設でも、この独特な動きは来園者の注目を一身に集めている。木の上で暮らす彼らにとって、地上は天敵だらけの危険地帯。鋭い前爪を相手に見せつけ、「これ以上近づくとタダでは済まない」と主張しているのだ。
威嚇のポーズを取りながらも、バランスを崩してよろけたり、どこか首をかしげるような仕草を見せたりする瞬間がある。そのコミカルな一生懸命さが、観る者の心を掴んで離さない。