有村架純の出身地・伊丹での原点|過酷な生い立ちと上京決断の真実

有村架純の出身地・伊丹での原点|過酷な生い立ちと上京決断の真実の特集記事を解説します。専門的な知識が詰まっています。

中学校を卒業した彼女は、地元である兵庫県立伊丹西高校に進学します。高校進学後の生活は、一般的な女子高生の日常とは大きく一線を画す過酷なものでした。母親の経済的負担を少しでも減らすため、放課後や休日は近隣のそば屋や寿司屋でアルバイトに奔走し、時には週6日・夕方から夜遅くまでシフトに入りながら学業と両立させていました。

自ら稼いだ給料から生活費やレッスン代、東京へのオーディション遠征費を捻出する生活を続けていた高校1年生の冬、大手芸能事務所「フラーム」のオーディションに応募します。しかし、最初の挑戦では「関西弁を直すこと」「体型を引き締めること」という課題を出されて惜しくも不合格となりました。

常人であれば挫折しかねない厳しい条件に対し、彼女は不退転の決意で立ち向かいました。日々の筋トレやランニングで体重管理を徹底し、標準語のアクセントをノートに書き留めて猛特訓を重ねた結果、翌2009年12月の再オーディションで見事に合格を勝ち取ります。そして2010年4月、本格的な芸能活動の開始に伴い上京し、芸能活動と両立しやすい日出高校(現・目黒日本大学高校)の通信制課程へと編入しました。この「17歳の春の単身上京」こそが、彼女の人生を決定づけた最大の英断でした。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。