猫のご飯回数は1日何回?空腹嘔吐を防ぐ年代別の理想間隔【2026最新】
愛猫の健康を守るためには、漫然とフードを与えるのではなく、成長ステージに応じた獣医師推奨のキャットフード給餌スケジュールを設計することが欠かせない。さらに、回数だけでなく「1日に必要な総エネルギー量」を客観的に把握しておく必要がある。
猫の体重別給餌量の計算方法の基本となるのが、安静時エネルギー要求量(RER)と1日エネルギー要求量(DER)の算出だ。計算式は「RER = 70 × 体重(kg)の0.75乗」で求められる。例えば体重4kgの成猫の場合、RERは約195kcalとなる。ここに活動係数(避妊・去勢済み成猫なら1.2、未去勢なら1.4、成長期なら2.0〜3.0)を掛け合わせることで、1日の適正給餌カロリーが導き出される。
特に配慮が求められるのが、去勢後の猫のご飯回数とカロリー管理だ。性ホルモンの分泌が止まる去勢後は、基礎代謝が約20〜30%低下する一方で食欲が増進しやすい。ここで回数を減らしてしまうと強いストレスを感じるため、1回あたりの給餌量を減らして給餌回数を1日3回以上に増やす「分割給餌」によって満腹感を維持させることが推奨されている。
高齢期に入ったシニア猫の給餌回数と食べない理由については、加齢による生理的変化を理解しなければならない。11歳を超えると嗅覚や味覚の感度が鈍り、フードの匂いに気づきにくくなる。さらに、関節炎による首や腰の痛みから、フードボウルに顔を近づける姿勢自体を嫌がっているケースも多い。1回あたりの量を減らして1日3〜4回に分け、フードを体温程度(約38℃)に温めて香りを立たせることが、自発的な摂食を促す有効なアプローチとなる。