愛犬の軟便・下痢が続く理由とは?胃腸に優しいドッグフード選びの真相
優れたフードを選んだとしても、給餌方法や移行手順を誤ると胃腸トラブルをかえって悪化させる危険があります。繊細なお腹を持つ犬に対して実践すべきケアの要点は以下の通りです。
まずは「最低10日間〜14日間」をかけたスローペースなフード切り替えです。初日は既存のフードに新フードを1割だけ混ぜ、2〜3日ごとに2割、3割と徐々に比率を増やしていきます。腸内細菌が新しい原材料に適応するには一定の時間を要するため、急激な変更はそれ自体が下痢の直接原因となります。
次に、1日の給餌回数を3〜4回に小分けにする「分散給餌」です。一度にドッグフードをドカ食いすると胃が急拡張し、未消化のまま吐き戻してしまったり、十二指腸へ急速に内容物が流れ込んで浸透圧性下痢を起こしたりします。フードをぬるま湯でふやかして香りを立たせ、消化酵素の働きを助ける温度で与える工夫も胃腸への負担を劇的に軽減します。