小泉純一郎の三男・宮本佳長の現在!映画界で紡ぐ父と兄の絆の真相
凍結されていた家族の時間が動き出したのは、小泉純一郎が政界引退を表明した2008年以降のことだった。政治という巨大な呪縛から解放された元首相に対し、長男の孝太郎と次男の進次郎が「弟と会ってほしい」と働きかけたのである。
都内の料亭で実現した父子の対面。30年近くの空白を一瞬で埋めるかのように、純一郎は佳長を抱き寄せ、「よく頑張ってきたな」と言葉をかけたと伝えられている。実の息子でありながら一度も抱きしめることのできなかった歳月への悔恨と、立派に成長した我が子への敬意が混ざり合った瞬間だった。
そして2013年、佳長の結婚披露宴には、父・純一郎、長男・孝太郎、次男・進次郎の姿があった。テーブルを囲み、互いのグラスを合わせる4人の姿は、まさに人生そのものが生み出した究極のヒューマンドラマだった。進次郎は後に「兄弟3人で初めて肩を組んで酒を飲んだ」と周囲に感慨深く語っている。