咳から変な音がする原因は?ヒューヒュー・ケンケン音の正体と受診目安

咳から変な音がする原因は?ヒューヒュー・ケンケン音の正体と受診目安とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

気道の筋肉は副交感神経が優位になる夜間に収縮しやすく、気温や湿度の低下も重なって、咳の発作は深夜から明け方に悪化しがちです。すぐに救急車を呼ぶレベルではないものの、咳が止まらず苦しそうな夜には、以下の応急処置を行いましょう。

最も効果的なのは「上体を起こす姿勢」を取らせることです。完全に横になると内臓の重みで肺が圧迫され、喉に鼻水や痰が落ちて気道を刺激します。布団やクッションを背中に挟み、30度から45度ほど上半身を起こした半座位(ファウラー位)にするか、抱っこして背中を優しくさすってください。

次に重要なのが「気道の加湿と水分補給」です。乾燥した冷たい空気は気道を刺激して発作を誘発します。加湿器をつけて部屋の湿度を50〜60%に保つほか、ぬるま湯や麦茶を少量ずつ飲ませて喉を潤し、痰の切れを良くします。浴室のドアを開けて蒸気を吸わせるのも喉の腫れを和らげるのに有効です。

受診先として病院の何科を選ぶべきかについては、以下の基準を目安にしてください。

  • 中学生以下の子ども:まずは小児科を受診。呼吸状態に精通した専門医の判断が必須です。
  • 高校生以上の大人:咳が主症状でゼーゼーする場合は呼吸器内科がベストです。近隣にない場合は一般内科を受診します。
  • 声のかすれや喉の激痛が強い場合:喉頭の直接観察が可能な耳鼻咽喉科が適しています。
高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。