船の科学館は現在どうなった?本館解体と宗谷の公開状況・再開計画の真相
お台場・潮風公園の隣に位置する船の科学館の敷地では、かつて地上6階・展望塔まで高さ約70メートルを誇った本館建物の解体工事が着実に進められ、かつての「海に浮かぶ豪華客船」の姿は完全に姿を消しました。2011年9月に本館展示が休止されて以降、約12年間にわたり建屋自体は残されていましたが、2026年2月より本格的な解体工事に着手され、重機による構造体の撤去が進みました。
本館休館後も活動を支えてきたプレハブ構造の「別館展示場」についても、2026年12月24日をもって展示公開を終了しました。これにより、敷地内の屋内展示施設はすべて運用を終了した状態となっています。
しかし、「船の科学館がすべて更地になって立ち入り禁止になった」という認識は事実と異なります。岸壁に係留されている南極観測船「宗谷」の展示公開は現在も継続されており、屋外展示物の一部(大型プロペラや潜水艇など)とともに、今なお多くの海洋ファンや修学旅行生、歴史愛好家を迎え入れています。