黒電話の使い方と令和の活用術|停電に強く光回線でも繋がる真相

黒電話の使い方と令和の活用術|停電に強く光回線でも繋がる真相の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

黒電話が相手の番号を認識するカラクリは、電気信号の「断続(オン・オフの繰り返し)」にあります。現代のプッシュホンが発する「ピ・ポ・パ」という音(トーン信号/DTMF)とは根本的に異なるダイヤルパルス方式が採用されています。

指を離してダイヤルが元の位置へ逆回転する際、内部のスイッチが一定の速度で電話回線を瞬断(ショートとオープンを反復)させます。「1」を回して戻る時は1回、「5」の時は5回、「0」の時は10回の電気的パルスが発生します。交換機はこのパルス数をカウントすることで、発信者が指定した番号を正確に識別しているのです。

日本国内のダイヤル回線には、1秒間に送るパルス数に応じて「10PPS(10パルス/秒)」と「20PPS(20パルス/秒)」の2規格が存在します。一般家庭に広く普及した昭和の黒電話「600形電話機」は、大半がスムーズな発信が可能な20PPSに設定されています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。