蓮舫氏の国籍とルーツの真相|公式記録から紐解く現在の法的地位
彼女の生い立ちを理解する上で避けて通れないのが、1985年に施行された改正国籍法だ。それまでの日本は、父親が日本国民でなければ子供に日本国籍が与えられない極めて厳格な父系優先の仕組みをとっていた。国際的な男女平等の潮流を受け、父母のどちらかが日本人であれば国籍を付与する「父母両系血統主義」へと転換したのがこの年である。
当時高校生だった蓮舫氏は、母の血統に基づいて日本国籍を取得した。だが、当時の制度運用や未成年者への説明には法的なグレーゾーンが残されていた。国籍法が求めた「22歳までの国籍選択宣言」に関する認識のずれが、数十年後の政治生命に波乱をもたらす火種となったのである。