長瀬智也、我が道を往く「ロン毛」の破壊力。表舞台から距離を置いて5年、彼が体現する「男の美学」の現在地
現在の彼のアイデンティティを語る上で、バンド「Kode Talkers」での音楽活動と、ライフワークであるヴィンテージ・モーターサイクルは切り離せない。排気音とガソリンの匂いが漂うガレージで、工具を握り締めながら髪を後ろで結わえる姿。それは作られたプロモーション写真ではなく、彼のリアルな日常だ。
ステージの上でギターをかき鳴らし、髪を振り乱す姿には、かつての歌番組で見せた「お茶の間のスター」とは異なる、アンダーグラウンドな熱量が宿っている。彼にとって髪を伸ばすことは、自らのルーツであるストリートやロックカルチャーへの回帰でもあるのだろう。