耳が臭い原因と病気のサインは?チーズ臭や耳だれの対処法を徹底解説

耳が臭い原因と病気のサインは?チーズ臭や耳だれの対処法を徹底解説について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

耳の悪臭を「たかが体臭」と放置していると、難聴や激しい頭痛、顔面神経麻痺など取り返しのつかない合併症を引き起こすリスクがあります。悪臭を主訴として臨床現場で発見される代表的な疾患を整理しました。

1. 外耳道炎・外耳道真菌症

外耳道の粘膜が細菌(ブドウ球菌や緑膿菌など)や真菌(カンジダやアスペルギルス)に感染して発症します。外耳道炎の典型的な症状として、耳のかゆみ、激しい圧痛、耳だれ(黄色〜茶褐色の分泌物)が挙げられ、これらが酸化することでチーズや納豆のような独特の刺激臭を放ちます。真菌症の場合は耳の奥にカビの菌糸が白く固着し、しつこい悪臭と閉塞感をもたらします。

2. 慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎

鼓膜に穴が開き、中耳の奥から持続的に膿が出る状態です。特に骨を破壊しながら進行する「真珠腫性中耳炎」では、組織の壊死に伴う極めて強烈な腐敗臭が生じます。難聴やめまい、耳鳴りを伴う場合は一刻を争う精密検査が必要です。

3. 耳周囲の粉瘤(アテローム)

耳たぶの裏や付け根によく見られる良性腫瘍です。皮膚の袋の中に老廃物(皮脂や角質)が蓄積し、出口が詰まることでドロドロとした白い粥状物質が溜まります。粉瘤が耳にできた場合、袋が破れると耐え難い悪臭を放ち、細菌感染を起こすと赤く腫れ上がって激痛を伴います。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。