池脇千鶴が魅せる怪演の極意!伝説の主演作から最新作まで徹底解剖
近年のテレビ史において、間違いなく金字塔として語り継がれるのが主演ドラマ『その女、ジルバ』だ。40歳のアラフォー女性が、超高齢熟女バー「OLD JACK&ROSE」で働き始めることで人生を劇的に再生させていくストーリーである。池脇千鶴は、主人公の新島アララ(笛吹新)と、伝説のママ・ジルバという二つの重要人物を見事に演じ分けた。
ノーメイクに近い素顔、背中を丸めた猫背のフォルム、疲弊したリアルな肉体作り——役作りの徹底ぶりは圧巻の一言だった。単に化粧で若作りするのではなく、生きる喜びを取り戻すにつれて内側から光を放っていく表情の変化。この真に迫る怪演が大きな反響を呼び、放送界の権威である第58回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞をはじめ、数々の賞を総なめにしたのである。