横山裕と母の絆|壮絶な生い立ちと急逝を乗り越え弟を育てた愛の軌跡
横山裕が作詞を手がけたソロ楽曲『オニギシ』は、ファンのみならず多くの音楽ファンの涙を誘う名曲として知られています。この楽曲は、母親が生きていた頃に書き上げられたものです。
幼い頃、母が作ってくれたおにぎりは決して綺麗な三角形ではなく、不格好で歪な形をしていました。幼心に「おにぎり」と言えず「オニギシ」と呼んでいたエピソードを中心に、喧嘩やすれ違いを繰り返しながらも注がれていた母の無償の愛が、飾らない大阪弁の歌詞で綴られています。
生前の母親はこの曲を聴いており、「あんた、ええ歌作ったな」と涙を流して喜んでいたといいます。母への感謝を生きているうちに音楽という形で直接伝えられたことが、横山にとって生涯の救いとなりました。