芸能人のブルマ画像と体操服文化の真相|昭和平成のテレビ史と廃止の背景
1970年代から1980年代にかけてのテレビ界において、フジテレビ系列の『オールスター紅白大運動会』や『オールスター水泳大会』は、視聴率20%〜30%超を記録する超大型お祭り特番でした。松田聖子、中森明菜、小泉今日子をはじめとする当時のトップアイドルたちが紅組・白組に分かれ、赤や紺の提灯型・密着型ブルマを着用してトラックを全力疾走する姿は、視聴者に強い親近感と健康的かつ躍動的な魅力を届けていました。
当時の制作プロデューサーによる回顧録や特番インタビューの記録によると、体操着の採用は「学校行事の延長線上でタレントの素顔と本気度を引き出すための視覚的装置」として機能していました。スタジオの豪華なステージ衣装とは異なり、ゼッケンをつけた飾らない姿で奮闘するギャップが、お茶の間の絶大な支持を集めたのです。
平成に入ってからも、1990年代初頭のバラエティ番組や学園ドラマにおいて、女性タレントや女優が体操着を着用するフォーマットは継承されました。しかし、昭和期が「国民的行事の再現」というオープンな熱狂であったのに対し、平成中期以降はよりバラエティ的な記号性やグラビアカルチャーと結びつく形へと変容を遂げていきました。