昔のキムタクはなぜ神格化されるのか?全盛期の伝説と色褪せない魅力
1990年代初頭、SMAPのメンバーとして頭角を現した当時の木村拓哉氏は、端正な顔立ちの中に野性味と繊細さが共存する類稀なビジュアルを誇っていました。女性誌『anan』の「好きな男ランキング」では、1994年から2008年まで前人未到の15年連続1位を獲得。まさに名実ともに日本の美男子の象徴として君臨し続けました。
当時の写真画像や映像を見返すと際立つのが、作り込まれた完璧さではなく、ふとした瞬間に漂う色気とアンニュイな空気感です。1996年に出演したカネボウの口紅「テスティモII」のCMでは、男性タレントが女性用コスメのモデルを務めるという異例の抜擢を受け、街中に貼られたポスターが次々と盗難に遭うという前代未聞の事態まで引き起こしました。中性的な美しさと骨太な男らしさが絶妙なバランスで同居していたことこそ、昔の木村拓哉氏が放っていた唯一無二の引力です。