指宿の伝説から家庭用グッズまで!そうめん流しの最新情報を徹底解剖
流しそうめんといえば竹の樋を一直線に水が流れる光景を思い浮かべがちだが、水流が円を描くスタイルを生み出したのは鹿児島県指宿市だ。昭和30年代後半、当時の開聞町長であった井上吉後氏が、豊富な湧き水を活かして考案した回転式の仕組みがすべての始まりだった。この画期的な発明により、少人数でも省スペースで均一に麺を流せる革新的なシステムが完成した。
その伝統を今に伝える最高峰の名所が「唐船峡そうめん流し」だ。環境省の名水百選にも選ばれた清涼な湧水が年間を通じて惜しみなく注がれ、多くの観光客を魅了し続けている。テーブルの中央で涼やかにくるくると回る麺を掬い、特製のめんつゆにくぐらせて啜る体験は、一度味わうと忘れられない記憶となる。