暴風の日に現れる狂気!「Tmr ごっこ」がSnsを席巻する理由

暴風の日に現れる狂気!「Tmr ごっこ」がSnsを席巻する理由の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

このムーブメントの源流を探ると、1990年代後半のJ-POP黄金期へと突き当たる。圧倒的な歌唱力と個性を武器にスターダムを駆け上がった西川貴教によるソロプロジェクト、T.M.Revolution。その視覚的インパクトを決定づけたのが、プロデューサーの浅倉大介が手がけた極上のキャッチーな楽曲群と、規格外のミュージックビデオだった。

ソニー・ミュージックレーベルズからリリースされた楽曲の数々は、チャートを席巻すると同時に音楽シーンに強烈な爪痕を残した。とりわけ、強風に煽られながら黒いリボン状の衣装で歌い上げる『HOT LIMIT』や、荒波と風の中で圧倒的な存在感を放つ『HIGH PRESSURE』、そして吹雪の中で上半身裸にジャケットという斬新なスタイルを披露した『WHITE BREATH』は、視聴者の脳裏に深く刻み込まれることになる。

巨大な送風機で強烈な風を当てられながらも、一切ブレることなく完璧なパフォーマンスを披露する西川の姿。それがいつしか、リスナーの間で「強い風が吹いたら真似したくなる」という共通体験へと変化していった。これが、息の長いパロディ文化の原点だ。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。