下剤が効かない便秘はねじれ腸?原因と即効マッサージ体操を徹底解説
便秘解消のために不溶性食物繊維(根菜類や豆類など)を大量に摂ったり、刺激性の下剤を常用したりしても、排便がスムーズにいかず激しい腹痛やお腹の張りに見舞われた経験はないでしょうか。これこそが、下剤が効かない便秘理由の代表的なパターンです。
腸の構造医学における第一人者である久里浜医療センターの水上健医師らの研究によると、日本人の大腸は欧米人に比べて固定されていない部分が長く、構造的にねじれやすい特徴を持っています。ホースが途中でねじれている状態を思い浮かべてみてください。水(便)を無理に流そうと蛇口をひねったり水圧を上げたりしても、折れ曲がった部分でせき止められ、手前がパンパンに膨らんでしまいます。
便のかさを増やす食物繊維を過剰に摂ると、ねじれた箇所で便が渋滞を起こし、余計に通過障害とガス溜まりを招きます。また、刺激性下剤で無理に腸を蠕動(ぜんどう)運動させても、物理的な引っかかりがあるために激痛を伴うだけで排便に至らないという悪循環に陥るのです。