スマホの緊急通報とは?勝手にかかる原因と誤発信の正しい対処法

スマホの緊急通報とは?勝手にかかる原因と誤発信の正しい対処法についての疑問解決ガイドをご紹介します。

契約中のキャリアが「圏外」と表示されている場所であっても、画面に「緊急通報のみ」と表示されていれば通話が成立する場合があります。電波なしで緊急通報が繋がる理由は、自身の契約キャリアの電波が届いていなくても、他社の電波を一時的に掴んで緊急信号を中継するローミング技術や緊急呼規制の緩和が法律・技術規格に基づき整備されているためです。

さらに見逃せないのが、緊急通報位置情報通知システム(AML / HELPNET等)の存在です。緊急通報を行うと、通話開始と同時に端末の高精度GPS・Wi-Fi測位データが警察や消防の指令台へ自動送信されます。見知らぬ山道や旅先で事故に遭い、自分がどこにいるか口頭で説明できない状況であっても、救助隊は数メートル単位の精度で発信場所を特定できる設計になっています。

また、近年の最新端末では地上基地局の電波が一切届かない完全な山岳地帯や洋上からでも、静止衛星や低軌道衛星を経由した緊急SOS送信が可能になっており、遭難救助の現場で絶大な効果を発揮しています。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。