【徹底解説】ホイールのアウトセットとは?インセットとの違いとツライチ計算術
自動車用アルミホイールの取付面(ハブ当たり面)と、ホイールのリム幅の中心線との位置関係を示す数値をかつては一律で「オフセット」と呼んでいました。しかし、国際標準化機構(ISO)規格および日本自動車タイヤ協会(JATMA)の統一呼称への移行に伴い、現在では「インセット」「ゼロセット」「アウトセット」の3区分で正式に表記されています。
3つの区分の定義と位置関係の違いは次の通りです。
- インセット(旧プラスオフセット):取付面がリム中心線より「外側(ディスク面側)」にある状態。ホイール全体が車体側へ引っ込む配置となり、現代のほぼすべての市販車(純正ホイール)で採用されています。
- ゼロセット(旧オフセット±0):取付面とリム中心線が完全に一致している状態。
- アウトセット(旧マイナスオフセット):取付面がリム中心線より「内側(車体側)」にある状態。ホイールのディスク面やリムが外側へ大きく張り出します。
市販ホイールのラベルや刻印に記されたホイールサイズ表記の読み方を正しく把握しておく必要があります。例えば「18×9.5J -15」と表記されている場合、リム径18インチ、リム幅9.5インチ(フランジ形状J)、そしてオフセット数値が「-15mm(=アウトセット15mm)」であることを示しています。マイナス記号が付く数値こそが、まさにアウトセットの証拠です。