インテグラ タイプSが今売れる本当の理由とタイプRとの違いを徹底解説
実際に長年タイプSを所有するオーナーや試乗インプレッションを精査すると、カタログスペックからは見えてこない「道具としての優秀さ」が浮き彫りになります。
まず、インテグラ タイプSの乗り心地レビューで最も多く挙げられるのが、「段差を越えたときの突き上げ感の少なさ」です。タイプRでは路面の継ぎ目ごとに鋭いショックが車内に響くのに対し、タイプSはサスペンションのストロークが十分に確保されており、同乗者からも不満が出にくいマイルドな減衰特性に仕上がっています。17インチ化された後期型専用ホイールとしなやかなダンパーの組み合わせは、高速道路のクルージングで欧州製プレミアムクーペに近いフラットライド感を提供してくれます。
経済性の面でも実力は確かです。指定燃料がレギュラーガソリンであることに加え、インテグラ タイプSの実燃費は市街地で約10.5〜12.0km/L、高速道路の定速走行では14.5〜16.2km/Lを記録します。ハイオク指定かつ高回転を多用しがちなタイプRと比べ、燃料代を含めた日常ランニングコストは2〜3割ほど低く抑えられる計算です。